(16.07.24 更新)
端的に申し上げましてカフェイン中毒な鳥井です。
水出しコーヒー、オシャレな言い方では「コールドブリューコーヒー」なんて言うものをご存知でしょうか。
コーヒー中毒一家に育った私としては当たり前に飲んでいたのですが、近頃ネット検索で急上昇中のキーワードなんだそうです。(美容室のオシャレな雑誌に書いてありました)
夏はコーヒーをゴクゴク飲みたい
小学生の頃は冷蔵庫の冷えた麦茶を有難がっていましたが、今ではアイスコーヒーが冷えていると嬉しい。
あえてクーラーキンキンの部屋でホットコーヒーを啜るのも乙なものですが、外から帰ってきた時、寝起きで喉が渇いているとき、ゴクゴク飲みたいものと言えばアイスコーヒーですよね。
話は逸れますが、麦茶はカフェインが含まれておりません。
そのためカフェインによる利尿作用がなく、特に子どもにとっては夏場に脱水症状の心配をせずにゴクゴク飲めるとても合理的な飲み物なんですよ。
先日その話を聞いて感心してしまいました。変わらずコーヒー飲みますけども。
実際に作ってみた
御託が長くなりましたが、実家で母親が作っていた水出しコーヒーを見よう見まねで作ってみました。
初回は濃く出過ぎては困ると思い、豆の量を極端に少なくした結果、薄いコーヒーが出来上がりました。(甘みがあって美味しかったですけども)
ざっくりとした分量
3回のトライの末、お水約500mlに対して豆40gくらいが適量だという判断に行きつきました。
本当はもう少し豆を多くしたいのですが、なにぶんゴクゴク飲んでしまうので豆の消費がホットで淹れるときよりも激しく感じるのです。
(正確に計量したわけではなく目分量なので参考までに。)
ちなみに豆は深煎りで、挽き方は中挽きと細挽きの中間が推奨されています。
お茶パックを使う場合の手順
手順と言っても何も難しいことはありません。
1 豆を挽く。ティーバッグ仕様のものも市販されていますが、私は豆を挽くのが好きなので。
2 お茶用のパックに詰める。(開かないように注意)
3 水を入れたポットに漬ける。
4 冷蔵庫に一晩(~8h)放置する。
5 出来上がりです。
粉を直入れするずぼらな手順
お茶パックを使わずに直接ポットにコーヒー粉を入れて水出しする方法が提案されていたので試してみました。
水出しコーヒーは夜に仕込んで朝に美味しく飲もう【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー[日本版]b.hatena.ne.jpハリオなんて要らない。100円ショップのポットに粉をそのまま入れて、翌朝ドリップのフィルターで濾せば良し。/ハリオのフィルターだと微粉が残るからペーパーで濾した方が良いよ。
2016/06/10 10:30
水約1000mlに対して豆70gを使用。
ぶっちゃけ10gずつハンドドリップでホットーコーヒーを淹れたほうが美味しいはずなので、少し勿体ない気がしますがひとつの経験ということで。
1 豆をポットに入れる。
2 水を注ぐ。
3 冷蔵庫で8時間安置する。
4 飲む分量をペーパーフィルターで濾す。
放置する時間は?
当然放置する時間は長ければ長いほど濃い味が出ますが渋味が出てくるでしょう。
私は好奇心から3時間、5時間、8時間後と味の経過をグラスに少しずつ注いで試飲していました。
ひょっとしたら、ポットは動かさずに静置したままのほうが抽出が上手くいくなどの可能性も無きにしもあらずでしたが、冷蔵庫のポケットに入れている時点で同じでしょうか。
やはり8時間目が甘みがはっきりしていて飲み頃でした。少し薄口ですが、それを超えると味が渋くなるように思います。
専用の道具も一応売られている
私は今回のポットとお茶パックを百均で2点、216円で調達しましたが、フィルター付きの水出しコーヒー専用のポットが売られているんです。
使用後に豆の溜まったフィルターを洗う作業が少し億劫かなと思いますが、ポット選びに失敗したこともあり(後述)、1000円くらいの出費ならかなり安いのではと気持ちが揺らいでいます。
人気メーカーは「ハリオ」。
メーカーは別のものですが、物欲をそそる動画まで登場する始末。
注意事項と締め
先ほどのポット選びの失敗というのは、100均で首の部分が少しくびれた容器を買ってしまったことです。
1.1Lの容量を活用しようと思うとお茶パックも相当の量の豆を詰めますから大きく膨らみます。
入れるときはまだいいのですが、取り出すときに結構手こずりますね。
皆さんもポット選びはご慎重にお願いします。